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すずきPがおくる【巡音ルカ】 魔女 【オリジナル曲】

2011年06月24日 23:11にアップされた動画です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14835645

私は好きです。

私なりの解釈ですが、

ルカ:魔女
ガクト:王子
ミク:聖職者

魔女だったルカは王子のガクトと恋に落ちます。
ですが、王子に想いを寄せていた聖職者ミクは聖職者としての気持ちよりも
嫉妬による憎しみによりルカを火あぶりにかけます。
しかし、ルカは羽を生やし刑から逃げていく。


以下、詳細解釈です。
- - - - - - - - - - - - - - - -
さあ 見てごらん 悲しいお話
さあ ハンカチの用意忘れずに

あるところに魔女がいたそうな
ある王子と恋をしたそうな

時を止める魔法忘れるくらいの
幸せな時は過ぎていく

- - - - - - - - - - - - - - - -
*
 リン・レンパート。
 語り部。

 あるところの魔女と王子が恋をしました。
 幸せあふれるひと時でした。

- - - - - - - - - - - - - - - -
十字架に抱かれ空仰ぐ
Penitenziagite!(悔い改めよ)
祈りの声などかき消され
Opus transit in otium(献身は虚無と化した)
この愛さえ魔術と呼ぶのなら
Penitenziagite!(悔い改めよ)
憎しみの炎を放つがいい
La mortz est super nos!(死が我等にのしかかる)

- - - - - - - - - - - - - - - -
*
 解釈が変かもしれません。

 空を仰ぐのはルカ。(シーンより)
 悔い改めよと放つのはミク。(シーンより)
 祈りの声などかき消されの2行はミクを指し、
 この愛さえ魔術と呼ぶのなら以降はルカの気持ちかと思います。

 2番歌詞以降でミクが嫉妬しているらしきシーンが見れます。
 ミクは嫉妬が信仰より勝ってしまい、
 聖職者という立場を利用し、ルカを陥れて(狂って)いくのかと思います。
 聖職者(?)のミクも聖職者でなくただの人間になったと解釈。

- - - - - - - - - - - - - - - -

さあ見てごらん 燃えるような空を
さあ忘れるな正義の炎を

あるところに魔女がいたそうな
ある王子をたぶらかしたそうな

魅了する魔法に囚われた者の
幸せな時は過ぎさりし

- - - - - - - - - - - - - - - -
*
 語りパート。
 ここは全部例えに聞いて取れます。
 「魔女ではない側」の見方に。

 そして、ミクがガクトにルカは魔女だと張り紙を見せ付けます。
 惚れていた気持ちからガクトはショックでルカへの想いが変わってしまいます。

 「忘れるな正義の炎」は人間を皮肉っているように聞こえますね~。

 魔女が王子をたぶらかしや、魅了する魔法とありますが
 私はこれは普通の恋愛の状態ではと思います。
 いわゆる、「恋は盲目」の状態を指していたのかと。

- - - - - - - - - - - - - - - -

十字架に繋ぎ悪魔呼ぶ
Penitenziagite!(悔い改めよ)
悪しき呪文を叫ぶ前に
Virtus migrat in vitium(美徳は悪徳と化した)
かの罪なる魔術に審判を
Nunc cuncta rerum debita(いまや総てが)
この聖なる炎を放つがいい
Exorbitant a semita(道を外れて狂っている)

かく空しき人の愚かしさ
Penitenziagite(悔い改めよ)
あの夕日の赤は燃え続け
La mortz est super nos!(死が我等にのしかかる)

- - - - - - - - - - - - - - - -
*
十字架に繋ぎ悪魔呼ぶ悪しき呪文を叫ぶ前に
かの罪なる魔術に審判を。
この聖なる炎を放つがいい。

 ミクとガクトのセリフかと思います。

Penitenziagite!(悔い改めよ)
Virtus migrat in vitium(美徳は悪徳と化した)
Nunc cuncta rerum debita(いまや総てが)
Exorbitant a semita(道を外れて狂っている)
かく空しき人の愚かしさ

 以降は、
 誰のセリフでもなく、客観的な人間を指しているものかと。
 彼女らがやっていることが彼ら人の間の中で正しいものとしても、
 やっていることはただの人殺しで、逸脱しているといっているのかな。

 そして、ルカが貼り付けられている十字架に火をつけられます。
 (ルカの気持ちということもあるかも?)

- - - - - - - - - - - - - - - -

時を止める魔法忘れるくらいの
幸せな時は過ぎていく

- - - - - - - - - - - - - - - -
*
 時を止める魔法 = 恋をしたてのドキドキの比喩
 それも過去。

 シーンでは、ガクトがルカの長かった髪の毛をバッサリ切っています。
 涙が見えながら。

- - - - - - - - - - - - - - - -
(繰り返し)

この赤く燃ゆる火のような
Penitenziagite!(悔い改めよ)
血の涙の理由(わけ)を忘れるな
La mortz est super nos!(死が我等にのしかかる)
- - - - - - - - - - - - - - - -
*
 十字架に火がつき、十字架は燃え始めます。
 最後はルカが羽を生やし、
 火あぶりの刑から逃げていきます。

 最後の血の涙の理由を忘れるなは、
 まぁ私は言葉に出来ません・・。



 - 感想 -

歌詞は、恋や嫉妬が上手く言い回されているなぁと感じました。

最後のサビでルカが羽を生やして逃げていくシーンは印象的です。
本物の魔女だったと思います。(私はここでそう思いました)

また、「この愛さえ魔術と呼ぶのなら」から、
他にも魔術が使えた(?)ということや、
「この愛さえ」と儚く言及する感じから本気で恋をしていたという風に意味が聞いてとれました。
「憎しみの炎を放つがいい」もルカの気持ちに見えたので、
魔女だったらこういうのかなとも推測。

「かく空しき人の愚かしさ」は明らかに人を指している気がします。
嫉妬をして神に仕えるどころか普通の女の子になったミクも
ある意味魔女なのでしょう。
だから、題名が「魔女」なのかなぁと思いました。

一番ぐっとくるのは、ガクトの表情でした。
「かの罪なる魔術に審判を 」のシーンのガクトは
やりきれない表情のように見えて切ないです。
「魔女は悪い」という世論と好きだった頃の気持ちが衝突しているようにみえ、
たまらんです。
ルカが逃げていったガクトの驚きとどこかしら心のつっかえが取れたようにも見えました。
考えすぎかな?


こういう解釈もある、という方は是非教えて下さい!

 

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