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最近、初音ミクのツールで作られている「BadBye」という歌が気に入ってます。
youtube
http://www.youtube.com/watch?v=PiRB_jsHRFg
何で興味を持ったかというと、
結構深いことを歌詞にしているなと思ったんですね。
私はこう解釈します。
抽象的な部分で解釈が分かれてしまうところがあると思います。
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-第1節
「過去の少年と手を繋いで
仲良く歩く美化道」
冒頭の2行で、主人公は昔の自分に捕らわれている(変われないでいる)。
「そんな人生が楽しいかい?」
「僕の人生が正しいよ」
今の主人公と昔の主人公が質問・回答してます。
「一途なんだ偉いでしょ?」
主人公が人生への考え方を1本で通してきたことを
第1節はそれを歌っており、
まるでそれを肯定するかのように例えている。
-第2節
「忘れました達成感
失いました恋愛感情
頼りなのは過去の
僕だけ」
ここは、達成感も恋愛も味わってきたことから
感覚が麻痺してしまったと捉えました。
過去を頼るのは、そのときの場面を蘇らせてくれるからかと。
一言で言うと「満足した」。
-第3節
「歴史を止める唄を唄うよ」
歴史を止める ⇒ 歴史が変わっていく = 周りが変わっていく
⇒ そんなの嫌だ。止めたい。自分も動きたい。
「僕の僕のこの左の手首から
赤い赤い唄を唄うよ」
それにより、リストカットをしたのかと思います。
よく、生きている実感を得たいというコメントを見かけたことがあります。。
「心の涙が雫になって
落ちていくのは
この星」
そんな「心の涙」= 血 が落ちていくのも(PVより)
この世界を現しているのかと。
-第4節
「歴史を刻む一人になって
どれほど世界を変えれただろう」
自分という一人を確立させる例えかなと思いました。
「手を離すのもできないのに
馬鹿なこというなよ」
個人的に好きな1節です。それはいいとして…
過去の主人公のセリフですね。
自分が自分に言ってるようなものですけど。。
自分で変われないでいることが分かっているんですね。
-第5節
「こんな人生寂しいです
満足なんてしてませんよ」
現状が滞っているのを指している。
もっと、満足感を得たい?
「でもでも今までの僕に納得はしてるよ」
まんまですね。
主人公が変われない最大の点です。
いい笑顔です。ここまで来ちゃうと中々変われないんですよね。
-第6節
「僕は変わりたくないから
僕は変わらないままでいるのに
周りが変わるから
僕だけが変わっているみたい」
自分が正しいと思ってきた。
でも、周りはどんどん変わって自分だけがおかしいのではないかという
悩みが生まれてますね。
⇒これが第3節に繋がるきっかけかと
-第7節~8節
「大嫌いな世界を見てきた」
意味深です。
「青い青い唄を唄うよ」
心からの涙(=本音)ですね。
「皮肉にもこの
僕の嫌いな
たったひとつの
望まれて生まれた命が
確かにある場所で」
両親から生まれた主人公。
優秀だった過去。
プレゼントをもらった過去。
ギャラリーがいる中のケンカもした過去。
ケンカして傷ついて帰ったら母親がそっと撫でてくれた過去。
父親に罵倒された過去。
それでも、気にして部屋を訪ねてきた父親が昔あげたオモチャ?をそっと寄せてくれた過去。
恐らく優秀生に選ばれたであろう過去。
花束をもらい、彼女と仲良くなった過去。
涙を流しても、そこは嫌いな世界の中にある
生まれてきた唯一の場所(家?家族?充実感あふれていた昔?)。
昔が輝かしかったばかりか、
さらに今の主人公を悩ませる。
-第9節
「大嫌いな自分の唄を唄うよ」
今ある自分への葛藤を歌っているのかと?
「黒い黒い唄を唄うよ」
迷いや不満、ある意味本音ですね。
「本当の言葉が鋭くなって
突き刺さるのを見ててよ」
本当の言葉=現実にかかわる何か?
それを言ったところで、
主人公が信じてきたものを打ち砕くものを言われることを想定。
-第10節
「逃げたくて
ただ逃げたくて」
第9節から逃げているように見えます。
「たったひとつの身体から
赤い赤い唄を叫ぶよ」
切ってしまって、大量に出ている例えかな?
「本当の自分を自分で絶って
堕ちてくのも
この星
この地球(ほし)
ひとりぼっち」
うーん、ここからよく分からないですが
死んでしまうのかと。
それでも、この地球でただ死ぬというだけ。
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すごいですね。
一番興味あるのは、どうしてカレが突然冷めた人になってしまったかが気になります。
PVあわせてみると、更に想像を膨らませることができます。
あまり言葉にしてしまうと決定したみたいになってしまって嫌ですね。。
ぜひ、拝聴下さいな。