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観ました。
もう何回も観てる映画で、私が一番好きな映画です。
実はここんとこ最近曲が聞きたくて仕方なかったので土曜ロード楽しみでした。

もう、なんというか映画が始まって"翌年の秋"と出た瞬間に
曲で感動しました(笑)
この映画こそ何回観ても楽しめる映画だと思いますね。
もちろんホラーとして楽しむのもありですが、
やはり2回目以降は人間関係に直目です。

この映画は幽霊が見える子供をどう救うか、という題なのですが
以下ネタバレを含みます。



私はアクションじゃないとストーリーが記憶できないのでポツポツ程度なのですが、
最初の前半は子供:コールのヒミツをじわじわと明かしていく展開です。
主人公のマルコムも夫婦仲を中心として進んでいきます。

もう曲が感動過ぎて、泣ける一つの点としてもちろんなのですが、
コールが家を出て駆け足でどこ行くのかと思えば教会。
あの曲の中、どこへ行くのかと思ったら教会ですよ。
ストーリーを知ってる私の場合はまずここで泣けます。
そして、マルコムはコールと会話を重ねて仲を深めていきます。
一方、マルコムは自分の結婚記念日に妻:アンナを捜してお店へ来ますが、
もちろん遅れて同席してもマルコムが見えていないアンナは全シカト。
お勘定にサインしたら

「結婚記念日おめでとう」

と言って帰ります。
もう、ここで泣けますよね。女なら言わずもがなです。

後半はコールが自分の秘密を明かしてマルコムとどう接していくかですが、
コールが「死んだ人が見えるんだ」と明かしても、
マルコムは極度の幻覚として始めは信じていませんでしたが、
以前の患者:ヴィンセント
(一番最初に登場し、マルコムを撃って自殺してしまった青年です。
 ヴィンセントは子供の頃にマルコムが診ていた患者で、
 救えたと思っていたヴィンセントは救えておらず、やってきたということです)
のカウンセリングのときに録音していたテープを聞いて、
ヴィンセントはコールと同じ第6感を持っていたことが分かり、
コールの言っていたことが真実だったと気付き、再度、コールを救うことに挑戦します。



あるとき、母親の虐待によって殺された少女:キラがコールの家にやってきます。
少女はその確信となるビデオを自分で録画していたため、
それを父親に渡して欲しいと…伝えに、コールのところにやってくるのですが、
無論、登場はビビるもので、コールも観てる側もビックリ。
コールは幽霊が来たのを察し、
2階の自分の部屋に作っていた赤い布の空間に逃げ込むのですが、
(赤い布のテントは教会から持って来た人形などを並べています)
テントの中にまで入ってきたため、コールは驚いて1階に逃げ出します。
しかし、
コールを信じたマルコムと交わした会話で「幽霊は何故来ると思う?」
という質問に対し、

「…助けを求めている。」

「そう、話を聞いて欲しいんだ。」


という打開策を思い出し、再度2階に行き、キラとの会話に試みます。
ここ…エライですよね。
子供にしてはものすごいことだと思います。
子供じゃなくてもすごいことだと思います。
日常から悩まされて恐怖の連続の元にも関わらず、会話を試みるんですよ。
感動してました。

夜が明けて、コールとマルコムはキラの家に行きます。
コールが「こんな遠くからやって来てたんだね」と言います。
意味深です。

そして、キラの件も解決し、コールは新たに一歩前進しました。

さて、ここから最後に向かっていきます。
コールは幽霊から逃げるのではなく、会話をするという手段を覚えました。
案の定、劇の主役をもらったコールは控え室で、
校舎の火事で半分焼け死んだ女性とメイクについて会話をするなど、
大きく成長した場面が見られます。
そこへ担任の先生がくるのですが、その役をくれたのが先生なのです。
「先生、僕にこんな役くれてありがとう」
「先生が小さい頃は火事があったんだよ。」
「うん。知ってる」
あんなにお互いに忌み不振に思っていた二人が和やかに会話をしているんです。
(前半でコールは先生の悪口を、先生はコールを化け物と呼んでいます)



劇は無事成功し、
マルコムとの最後の会話場面に入るのですが、
私はここをいつ観ても泣けます。今回も涙です。
マルコムが「コールの演技は最高だったよ。ボビーは最悪だったな。笑」
するとコールは「もう会えないの?」と劇で使った剣を振りながら聞いてきます。

それに対してマルコムは「もうお別れだ」と返します。
コールはマルコムの方を向かい、小さく笑って



「演技でもいいからまた会おうって言ってよ」


って言うんですよ。わたくし、涙が止まりません。
マルコムは静かに「…。あぁ。」と答えて、時間を置きます。






「それじゃ、もう行くよ。 また明日な、コール」





「またね」





















こうしてマルコムは無事、コ-ルを救うことができました。
思い出しただけで泣けます。
ここ、泣くところです。




はっ。
まだまだ。もう一つの感動の中心と言っていいのが、
コールの母:リンです。
途中でコールを想い、うなされる場面が出てきます。
ここを観て、どれだけコールを思っているかが分かりますよね。
そして最後に、交通事故があって渋滞に巻き込まれたとき。
コールがリンに幽霊が見えることを打ち明けます。
そのときに

「僕を化け物だと思う?」



という質問に対し、
お母さんは迷うことなく
…。
ナンテ言ったか忘れてしまいました.。:*(´д`)*:。.
感動するんですよね。ここ。


確か、「ママをよく見て。そういう風に思ってると思う?」らしきことを言うんですが、
このセリフ2回目なんですよね。
もう、脚本上手いですよ。
でも、お母さんは信じたいのですが中々十分に納得ができないで
「ちょっと考えさせて」と言うのですが、

亡くなってしまっているリンのお母さん、つまりコールのおばあちゃんが
お母さんのブローチを勝手に借りていってしまったこと、
(ブロ-チの件でリンとコールはケンカをしてしまう場面があります)
リンの子供の頃のダンス発表会を実は会場の隅で観ていたこと、
「まるで天使だったわ。」と。
(このとき、母リンもコールの劇を観に行くことができませんでした)
毎日、リンを愛していたと返事を伝えて頂戴とコールに頼んでいたことを
(リンがお墓の前で質問したと言っています)
お母さんに話します。
無論、リンのダンスの話なんて、コールに話していない限り知るよしもありません。
これでコールの言ってることは真実で、おばあちゃんはリンを愛していたと
知ることができ一件落着です。

一件落着なんて言葉でこの事態を収拾させるなんて似つかわしくないのですが、
もう目から涙の滝です。






さて、次はマルコム。クライマックスです。
ここは涙流しっぱなしでいきましょう。
実は、コールとの最後の会話のときに、
「奥さんと話をしたいなら、眠っているときがいいよ。ちゃんと聞こえているから」
というアドバイスをここで使います。
ビデオを付けっぱなしで寝ていたアンナの隣にマルコムが座り、
アンナとの寝言と会話をします。



「寂しいわ…」



「俺もだよ…」






「どうしていっちゃったの…」



「…。ここにいるよ」









「どうして私を置いていったの…」









と同時にアンナの指から指輪が落ちます。
アンナの左薬指には指輪。
自分の左薬指には何もはめられてません。




「幽霊は自分の見たいものしか見えてない。


 自分が死んだと思っていないんだ。」





というコールの言葉を思い出します。

はい。

そうです。


マルコムはよろめいて階段の踊り場まで行きます。
銃声と共に過去をフラッシュバックします。

「マルコム!マルコム!あぁ…!!」

「…大丈夫だよ。痛みは感じない…」

「しゃべらないで!いいから、しゃべらないで!傷口を見せて…!」



「大丈夫。

 貫通したみたいだ。


 痛みはもうないよ…」






マルコムはもう一度アンナのところに戻り、
「もう行かないと」
と言います。ここでもうちょっと何か話すのですが、朧です…;

マルコムが「愛してるよ」というよ、アンナは笑うんですね~…。
その次に「おやすみ、マルコム」
とアンナが寝言を言います。
マルコムもおやすみ、と答え目を閉じます。

最後は流しっぱなしのビデオの場面になって終わります。
ビデオは結婚式のときのビデオです。







思い出しただけでも泣きます。
泣けます。
この最後の後!エンドロールが流れればもう完璧です!!!
ハイ。来週の映画~、となったときはくっそー!テレビ!!
って思いました(笑)。
やはり、エンドロールがないとダメですよ!映画ってのは。
後、吹き替えはダメね。
字幕字幕。


映画っていいですね。
しつこく観ず、たまに観る。

思ったのですが、コールはマルコムが幽霊だっていうのは気付いていたのでしょうか?
考えどころですよね。
でも、「もう会えないの?」と聞くということは・・?

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